2015.12.22

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例22 突然起動しなくなったNASからの現地出張復旧

お客様からの症状

今日の朝から、社員全員で利用しているBuffalo製のLinkstation（OP-HD1.0T/LS）へ全くアクセスが出来なくなってしまった。本体を見てみると電源が入っておらず、再度起動しましたが、1番HDDと2番HDDにエラーのランプが点灯してしまうようになり、アクセスしようとしても、Linkstationのアイコンが出てこない状態です。全社員のデータが入っているに加え、顧客情報や会社の機密情報も保存されているため非常に重要なデータが多く保存されております。そのため、持ち出しが困難なので現地での診断と復旧を行っていただきたいです。また、現状仕事が止まっている状態なので、明日の朝までにはデータが使えるようにしていただきたいです。

診断内容

弊社の専用機器にてLinkstation（OP-HD1.0T/LS）のHDDを診断しました。
診断の結果、3番HDDには大きな異常が見られませんでしたが、1番HDD、2番HDD、4番HDDから不良セクタを確認。軽度物理障害と診断しました。

復旧結果

Buffalo製のLinkstation（OP-HD1.0T/LS）から90％以上のデータ復旧に成功しました。

専門スタッフの対応・コメント

1番HDD、2番HDD、4番HDDの3本に障害が発生している状態でした。今回、お持ちの機器がRAID5であったため、比較的軽度な状態だった1番HDDと4番HDDの磁器転写作業を実施しました。4番HDDはほぼ完全な状態で磁器転写作業を終える事ができましたが、1番HDDの磁器転写作業に関しては、データ読み取り部品が弱っており転写作業も少々難航しましたが、10時間ほどで転写作業を完了することができました。そこから、RAID解析作業を弊社の専用ツールにて行い、論理領域上からデータを確認することができました。ご納品に関しては、再度データを全社員で利用できるようにしたいとのご要望でしたので、NAS機器を弊社でご用意ました。RAID及びネットワークのの構築を行いそちらにデータをご納品しました。
今回、出来れば翌日の朝までにデータが欲しいとのご要望でしたが、HDDの状態が悪く時間との戦いでしたが、結果的に当日の深夜に作業を終える事ができ、お客様ににも即日でご納品が出来ました。

Buffalo製のLinkstation（OP-HD1.0T/LS）のようなRAID機能を持つ機器でも、経年劣化や、ちょっとした衝撃でも障害が発生してしまうケースがございますので、こまめにバックアップを取られることをお勧めします。
また、弊社のクラウドサービスなどバックアップのご提案なども受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

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